プラティオドンネブトクワガタ の飼育【幼虫飼育&産卵方法】【Shiho的見解】【2025年度版】
今回はつい先日のライブ配信で話題に取り上げた外国産ネブトクワガタ種、プラティオドンネブトクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。
※この記事の内容は過去にもご紹介したことがあります。それに加えて新しく販売になったマットでの適正や現時点での思考なども加筆した上での現時点での私の考え方をご紹介しております。あくまで私個人での感想や考え方ですので、その辺をご了承の上ご覧頂けますと幸いですm(__)m

【参考画像:プラティオドンネブト♂】

【参考画像:プラティオドンネブト♀】
【飼育種】
和名:プラティオドンネブト(オノツキネブト)
学名:Aegus platyodon leopoldi
産地:イリアン産等
プラティオドンネブト、またはその内歯の形状にちなんで、オノツキネブトとも言われています。
ネブトクワガタと言いますが、日本のネブトクワガタと比べて非常に大きく、大きいものでは50mmを越える個体もいます。
大型になると、とても立派な内歯は斧の形状をしておりとても迫力があります。
飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。
それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。
★★幼虫飼育★★
【お勧めのエサ】
完熟マット
【飼育容器】
ブロー容器500㏄程度
♀と分かれば、プリンカップ200~300㏄程度でも十分に飼育可能です。
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
20~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約5~7か月程度
♀:約5~7か月程度
※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、幼虫の大きさ等個体差があります※
幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。
幼虫飼育は完熟マットがお勧め。
飼育期間も短く、余程低温にしない限りは半年程度で羽化してくる傾向があります。
また最近販売になった、産卵マットや黒微マットもまだ実績はないもののこの種に向いているように感じます。
こちらも挑戦してみる価値はあると考えておりますm(__)m
では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。
産卵セットはマットのみで産卵させるやり方で行っております。。
★★産卵方法★★
<マットのみを使用した産卵方法>
【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。
セット方法を画像付きでご紹介します。
産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。
クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了
セット方法を図示するとこのような感じです。
産卵セッティングに関しては、ネブト種の場合、私は主にマットのみの産卵で行っております。
こちらはどちらのマットでも良い感触で産卵してくれました。
あと未知数ではございますが、新発売の、産卵マット、黒微マットでもいけるような感触があります。
こちらも幼虫飼育同様、是非挑戦してお声をお聞かせ願えれば幸いですm(__)m
皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)
※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※
コメントはまだありません »
No comments yet.
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
Leave a comment
2025年12月19日
カテゴリー
使用したアイテム
完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 産卵Mat《プロトタイプ》, 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット), 黒微Mat(仮)




















最近のコメント